■Canon G1X Mark II インプレッション・レビュー
フラッグシップ The G
今回はコンデジの紹介と雑感。
最も若型番の1番機、G1X(初代)の後継機だ。
買って1年位放置していたのでレビューしてみる。
まずはギャラリーから。
画像は今回はGRD3で撮影。
いつものJPEG撮って出し。
斜め正面から。
まず、大口径レンズにもかかわらず、凄まじいレンズバリアが施されている。
無印にはレンズバリアがなくキャップ式だったので、この点は助かる。
背面。
液晶は3インチを採用している。
ボタン類は大変しっかりしている。
液晶をチルトしたところ。
ウエストレベルでの撮影もできるので便利だ。
ストロボは手動ポップアップ式。
写真のように上向けにできるため、簡易天バンなども可能だ。
レンズを繰り出したところ(ワイ端)。
レンズは2段式となっている。
ワイ端の解放F値は2.0なのでそこそこ明るいレンズだ。
レンズを繰り出したところ(テレ端)。
さすがに長い。
ワイ端の解放F値は3.9となっている。
実はこの機種、アクセサリシューに別売りのEVFを装着できる。
EVFの反応も結構良い。
EVFをチルトしたところ。
底面、いつもの日本製。
お気づきだろうか、左端にE3のレリーズを接続できる。
本格的な撮影も可能だ。
以下は作例(JPEG撮って出し)。
PM4時ごろに数枚撮影した。
後ボケ。
前ボケ。
pros
1. デザイン
ゴツゴツとしたデザインが良い。
単にデザインが良いだけではなく、レンズ周りの2枚のリングに好きな機能を割り当てて操作できる機能性も備えている。
使用素材も金属がほとんどで、ガッチリしている。
2. 操作性
上述したレンズ周りのリングも相まって、マニュアルでもかなり撮りやすいコンデジだ。
3. 拡張性
RS-60E3のリモコン、および別売りEVFが使用できる拡張性には賛辞を贈りたい。
4. マクロ性能
先代に比べて大幅に向上し、ワーキングディスタンスで5cmとなった。
5. 大型CCDセンサー
コンデジとしては、大型の1.5型を搭載している。
6. 動作のキビキビさ
DIGICは6、そして先代よりなんと画素数が微量少なくなっている。
このあたりが、操作時のキビキビ感に貢献しているのかもしれない。
cons
1. 重量とサイズ
本体のみで553g。
沈胴した状態でもレンズの出っ張りが大きく、これを持ち出すならミラーレスでもいいか・・・となってしまうときがあるのがネック。
まとめなど
総評としては、値段(中古で諭吉さん3人出勤程度)も勘案して特に大きな不満がない優等生的なコンデジであると考える。
特に拡張性の面は大きい。
少しの荷物のシステムで、簡易的とはいえ本格的な撮影が可能な点が良い。
多くの機能を持ち、それを弄れる分、撮影の幅は大きくなる、可能性を秘めたカメラだ。
では今回はこの辺で。