■Canon PowerShot G1X インプレッション・レビュー
Gシリーズ最若型番
今回もカメラのレビューと雑感。
前回と変わって最も若型番の1番機、G1X(初代)だ。
まずはギャラリーから。
画像は今回はG7Xで撮影。
いつものJPEG撮って出し。
斜め正面から。
1番機の堂々とした雰囲気が出ている。
レンズは収納時でもかなり突出し、また手動でレンズキャップを閉める必要があるため、JJCのオートレンズキャップを使用中。
これが安っぽいのだが、見た目に反しての便利さは相当なものだ。
グリップ部分。
ロゴが彫り込みにインク流し込みなので映える。
上面操作部。
露出補正ダイヤルとモードダイヤルが2段式になっていてかっこいい。
その他ボタン配置も悪くない。
背面部。
液晶はバリアングルとなっている。
ファインダーは実像式で、使い勝手はあまりよくないが、ついていないよりはマシだ。
バリアングル液晶を動かすの巻。
チルト式が多い中、このサイズの機種でバリアングルは珍しい。
レンズを繰り出したところ。
やはりオートレンズキャップは正義。
pros
1.デザイン
重量は534gで、昨今のミラーレスもビックリの圧巻だが、使用素材の質の良さも相まって、所有感がとても良い。
Gシリーズらしいゴツゴツしたデザインも好みだ。
2. 操作性
各部に配置されたリングやボタンを駆使し、ほぼ思い通りの操作が直感的にできる。
EOSに慣れている人なら、さらにとっつきやすい。
3. リモコン対応
RS-60E3に対応している。
コンデジで対応しているのは珍しいので、評価できる点だ。
cons
1. 最短撮影距離
20cm、これはひどい。
コンデジを超えたカメラとしてのコンセプトがあったのかもしれないが、やはりこれだけ距離を取らないといけないとなると不便な時も出てくる。
2. レスポンスの悪さ
撮影後のブラックアウト時間や、機能切替などのタイミングでサクサクとかいかず、待たされることがある。
3. 重量とサイズ
今となっては、これを持ち出すならミラーレスでもいいか・・・となってしまうときがあるのがたまにネック。
まとめなど
「Gらしさ」が各所ににじみ出ている感じがして、とても良い。
個人的にはGシリーズはこのようなものであってほしいと思っている。
コンデジではオート撮影が主流だが、コンデジの中の機能で試行錯誤して撮影するのも面白いものだ。
では今回はこの辺で。