■ASUS ZenPad 3S 10 LTEについて
9.7インチサイズのAndroidタブレット
このサイズを買い替えるのは久しぶりである。
Xperia Z2 Tablet以来である。
買い替えの動機は64bitシステムであるということ(Z2 Tabletは32bit)、USB Type-C対応が大きい。
東芝のFlashAirから写真を受け取って、確認や共有するのに使っている。
購入時期は2018年7月、価格は29,000程度。
(壁紙がXiaomiなのは個人的な趣味だ)
pros
1. ハードウェア性能
SoCはSnapdragon 650。
RAMは4GB、ストレージは32GBとなっており、別途MicroSDに対応している。
ディスプレイは2K解像度。
Antutuベンチマークのスコアは初採りでも10万オーバーであった。
バッテリーは7000mAhを搭載しており、持ちはいいと感じる。
またLTEにも対応しており、IIJmioのSIMカードを挿入している(技適有)。
2. デザイン
シンプルでメタリックな感じが好みである。
cons
1. ナゲーションキー
まず、この機種は画面外に物理ナビゲーションキーがある。
そしてそれにはバックライトもなく、接触感知面積が狭い。
つまり、とても押しにくいし反応しづらいということである。
本機に対する非常に大きな不満点の一つで、ストレスを感じるほどだ。
せめてソフトウェアキーを画面上に表示する機能を実装してほしかった。
現在、サードパーティ製のアプリで対応している。
2. バイブレーション非搭載
Xperia Z2 Tabletにはあったので、文字入力やキーを押したときに確かな感触があったのに慣れているせいか、なんとも慣れない。
3. プリインアプリの無効化等が面倒
純正のZen UIのホームアプリは未成熟すぎて、ランチャーをNova Launcherに変えている。
また不要不急のアプリが結構プリインストールされていたりするので、無効化やアンインストールが面倒であった。
まとめと補足
総評として、ナビゲーションキー関連を除けば、ある程度完成度の高いものだと感じる。
特に動作がかくついたり、もたついたりすることもない。
容量の大きな写真ファイルも問題なく扱えているので、本来の目的は達成している。
ナビゲーションキーの件があるので、大手を振ってお勧めできるタブレットではないが、それに目をつむれるというなら、MediaPadよりもこちらをお勧めすると思う。


