■Xiaomi Mi Band2 について
安さと興味本位で購入
筆者はApple Watch初代をを2台所持している。
発売直後に買ったのだが、それからウェアラブルデバイスからは少し離れていた。
このスマートバンドについては、前評判や価格の安さを聞いていたので、Gearbest様から他のもののついでに購入した。
購入価格は2000円台であった。
購入の決め手とインプレッション
1. 基本性能の高さ
あくまで価格と比してとなるが、基本性能が意外と高い。
歩数計、距離計、燃焼カロリー、心拍測定、睡眠測定、スマホからの簡単な通知機能などを備えている。
ハードウェアに関しては、有機EL液晶、重量約18g、バイブレーション機能、防塵防水はIP67基準と高い。
ライフログの取得やスマホとの連携は、Mi Fitのアプリで行う。
普段は液晶が消えていて、腕を持ち上げたときにセンサーで感知し、日時等をを自動表示してくれるのはApple Watchと同じだ。
価格が安いから、もし壊れたら買い替えでいいや、と気軽にガンガン使えることも決め手の一つだ。
2. 軽さと小ささ
上にも書いたように、重さは18g、本体サイズもApple Watchより小さい。
常時装着していても、装着を忘れていると感じるほどに軽く、寝ている時ですら邪魔にならないのだ。
3. 1度の充電での駆動時間
Apple Watchは1日使用したら充電しないとまともに使うことができない。
本機はなんと筆者の実測値で、100%から4%まで、約20日も電池が持ったのだ。
電池切れのアクシデント、充電を繰り返す煩わしさから解放される。
4. ライフログの蓄積による振り返り
これにより、日々の健康管理に気を配るようになる。
Mi Fitではグラフィカルにデータを把握でき、今後の指針の目安になってくれる。
筆者が重要視しているのは、睡眠管理である。
何時に眠りについて、何時に起きたか、総睡眠時間、ライトスリープとディープスリープの内訳データを取得できるので、睡眠の質を把握できる。
寝落ちしたときもこれでバッチリだ。
いまいちと感じた点
1. 日本語表示は不可
すべて外国語表示になるが、グラフィカル表示のおかげで、なんとなくでもわかってしまう。
幸いにも英語表示は可能で、中学英語レベルで何とかなるので、大した問題ではないだろう。
2. 各種Payには非対応
値段を考えると酷だが、Apple WatchでできるApple Pay決済などは不可となっている。
あくまでライフログ管理のためのものと割り切るのが良い。
まとめと補足
ライフログの基本性能はしっかり押さえていて、軽さと吸いつくような装着感の本機。
安いので、ついでの買い物で手に取ってみるのも良いだろう。
細部のつくりまで、かなり良くできており、価格を考えればびっくりするほどである。
ライフログ管理のスマートバンド入門機にはオススメしたい。
余談だが、2017/11/11の独身の日セールでXiaomi AMAZFIT Bipを注文したので、届いたらまたレビューを行いたいと思う。
最後に、本記事は情報の提供や共有を目的とするものであり、総務省の技適がない機器の日本での使用を推奨するものではないことを記しておく。