■Xperia Z3 Tablet Compactについて


8インチサイズのAndroidタブレット

筆者は8インチサイズのAndroidタブレットだと、掲題のものを所有している。
型番はSGP612JP(ストレージ32GB、Wi-Fiモデル)だ。
購入時期は昔なので忘れてしまったが、価格は中古美品で4万円弱程度であったと記憶している。
xperiaz3tc

購入の決め手とインプレッション

 1. ハードウェア性能

SoCはSnapdragon801、Krait400x4の4コア構成だ。
RAMは3GB、ストレージは32GBだ。
ディスプレイはフルHD+となっている。
Antutuスコアは7万程度であり、体感でもまだまだ使っていけると感じている。
無線LANも5GHz帯に対応している。
バッテリーは4500mAhを搭載している。
また、XperiaシリーズでおなじみのIPX5・IPX8防水にも対応だ。
筆者はタブレットでカメラをあまり使うことはないが、Exmorセンサーの810万画素のリアカメラも搭載している。

 2. Xperiaの安心感

価格はそこそこするのだが、安心を買うという意味で。
相場を調べてみたら、2017/11現在の今でも中古で3万円強くらいであった。

 3. デザイン

筆者はXperiaのデザインが好きで、スマホで言えば初代Zからいくつか所有している。
そのインプレッションがよかったため、本機の購入に踏み切った。
実際手に取ってみて、サイズ感と特に薄さ(6.4mm)と軽さ(270g)には感動を覚えたほどだ。

いまいちと感じた点

 1. 価格

強気の価格である。
2017/11現在でも中古で3万円強するというのには驚いた。
根強い人気があるということなのだろうか。

 2. 32bit SoCである

現在は困ることはないが、将来的にGoogleがどう動いていくか心配である。
発展途上国などで中古のスマートフォンが使われているので、すぐに32bitを切ることはないだろう。

 3. 充電が面倒

古めのXperiaシリーズに共通している問題がこれだ。
microUSB端子で充電しようとすると、いちいちコネクタカバーを外して充電しなければならない。
専用のマグネット式充電ケーブルも所有しているが、純正品でも案外磁力が弱く、安定感に欠ける。

まとめと補足

総評として、古さを気にしないのであればまだまだ現役で使っていける端末だと感じている。
実際に、仕事でお客様に資料を見せるときなどに持っていくこともしばしばだ。
また、自炊本の読書や簡単な書類作成にも活躍しており、キビキビ動いてくれている。
8インチというサイズはそういった用途に、個人的にぴったりなのだ。
補足として、個人的には今から買うなら8インチタブレットでAndroid、となるとこれより安く新しい、ASUSのZenPad3のほうをおすすめしたい。

Written on November 13, 2017