■Xiaomi Mi MIX2 6GB+256GB 購入


開封の儀や基本スペックに関しては各所で画像なり説明が数多あるので割愛する。
実際に手にして感じたことを中心に書いていく。

 

Androidのメインスマホ候補として購入

前置きとして、筆者はiPhoneをメインとして使用しているが、Androidもフラッグシップ級スマホを含め、年間にかなりの数を購入する。
RAM6GB搭載の機種としては、初代Mi MIXを含め他にも数台所有しているが、この機種の購入の決め手になったのは以下の点だ。

  

購入の決め手とインプレッション

 1. 対応バンドの豊富さ

下記のように、ドコモ・ソフトバンクのプラチナバンド、auにも対応しており、ほぼフルバンドと言える。
ドコモプラスエリアにも対応している。
Android機に関してはここまでのものは所持していなかった。
Oneplus5もほぼフルバンドだが、MIX2と少し差異がある。
MIX2BAND

 2. サイズ感

3辺ベゼルレス端末が熱い中今更だが、本機は液晶サイズが5.99インチにもかかわらず、ありふれた5.5インチ液晶端末とほぼ同じか少し小さい。
片手で操作も可能だ。
筐体もかなり薄い。

 3. ハードウェア

SoCはSnapdragon 835を搭載している。
Kryo HPx4とKryo LPx4の2クラスタ構成だ。
製造プロセスは820/821の14nmから10nmにダウンし、省電力化と性能アップに貢献している。
Antutuスコアは18万弱であった。
中でもUXのスコアが55000を超えており、ストレージがUFS「デュアルレーン」であることがうかがえる。
RAMは6GBあれば当面問題ないと判断した。 液晶は原価が高いと噂のJDI製18:9ディスプレイだ。
Full HD+の解像度ではあるが非常に綺麗に表示される。
各種センサー類も網羅しており、Bluetoothもバージョン5.0だ。

 4. ソフトウェア

私はXiaomiファンである。
スマホ以外にも家電製品やグッズをいくつか所有している。Mi Fitアプリなどを利用し、それらとシンクロできる点が大きい。
MIUIについても自分の好みで、2017/11/03に公開されたMIUI9 Global Developer(beta版)でも動作は今のところ安定しており、日本語にもネイティブで対応している(リージョンに日本は無いので、GMTが同じ大韓民国を選択した)。
何より、企業姿勢として古い端末まで公式にOSサポートを続けていることを称賛したい。

  

いまいちと感じた点

 1. ベゼルレス感がそれほどない

これに関しては各所で言われているが、実際にあまりない。
初代MIXと比べても、やはりないのだ。
初代と比して筐体サイズが縮小されているため、相対的にベゼルが目立つのは仕方がないともいえるが、使っているうちに気にならなくなった。

 2. バッテリー容量

初代MIXが4400mAh搭載に対し、本機は1000mAh以上低い3340mAhである。
ただし、スペック上の問題であり、使っていて初代に比べて放電が速いとは感じない。
ヘビーにゲームを連続稼働させた場合などは感じるときがあるかもしれない。

 3. カメラ

SONY IMX386センサーを搭載しており、Mi6のメインカメラと同じである。
しかし、画素数が1200万画素という点に注意したい。
写真自体は、試写したところ綺麗に撮れていた。

  

まとめ

こうしてMIX2は筆者のAndroidメインスマホとなった。
実は競合機種としてOneplus5(主に対応バンド面)も比較検討したのだが、Oneplus5のディスプレイ問題で見送ることにした。
本機は2017/11現在でもフラッグシップゆえまだまだ高価な端末ではあるが、魅力を感じたならぜひ手に取ってもらいたい端末である。
虜になることは間違いない。

最後に、本記事は情報の提供や共有を目的とするものであり、総務省の技適がない端末の日本での使用を推奨するものではないことを記しておく。

Written on November 7, 2017